膝詳細

半月板損傷かも?


膝が腫れたり、カクンと膝崩れを起こしたり、階段を降りる際やしゃがみ込む動作時に不快感や痛みが出たりしていませんか?

半月板は膝の関節の隙間を埋めている線維性の軟骨です。

主に膝にかかる荷重を分散させ、安定性を保ち、クッション材として衝撃を吸収するなど大事な役目を果しています。

膝関節(脛骨大腿関節)の大腿骨(ももの骨)の下端は丸く、脛骨(すねの骨)の上端は平らで不安定な形態をしています。

そこに歩行時は体重の2倍以上、階段を降りる際は約5~7倍の圧迫力が加わります。

ちなみに私の体重は70キロ。階段では350キロ以上の負荷が膝にかかっています。

恐ろしいですね。

半月板損傷は、膝関節に荷重がかかった状態で、屈曲と回旋(捻り)が加わることにより生じます。

若年者ではスポーツ外傷が多いですが、半月板は加齢とともに変性、摩耗をきたすため、中高年者では立ち上がり時や無理な動作をした際に捻って生じることもあります。

マックマレー検査やアプレー検査などの徒手検査、関節裂隙の圧痛、ジャンプ後の着地時の痛みなどにより検査、診断します。

損傷部位や程度、患者様の年齢、活動性などから検討して治療をします。

また、保存療法では難しいと判断した際には提携病院へご紹介いたします。

  • facebook
とわグループ会社はこちら
症例紹介はこちら

トップへ戻る