膝詳細

ランナー膝(腸脛靱帯炎)


ランナー膝(腸脛靱帯炎)とは膝の外側の靭帯(腸脛靱帯)と太ももの骨(大腿骨)が擦れ摩擦が起きることによって炎症を起こし痛みが発生する状態です。

 

腸脛靱帯は骨盤の外側から大腿骨の外側を通り腓骨の外側に付着する靱帯です。

 

腸脛靱帯炎は陸上競技の長距離選手に多く見られるスポーツ障害で、マラソンなどの長距離を走った時や、他には登山や階段の上り下りを多く繰り返したときなど膝の屈伸動作を多く行ったときに膝の外側に炎症が起きます。

 

この症状の初期段階では膝の外側に違和感、ランニングをした時等に痛みが発生し一度休むと消失します。

症状が進行し重症化してしまうと痛みで膝の屈伸が困難になってしまいます。

膝が曲がった状態から地面を蹴って膝を伸ばした時に痛みが出てくるのが特徴です。

 

原因はoveruse(使い過ぎ)で、長いランニング時間、走行距離、体の柔軟性の不足、アップ不足など様々な要因が考えられます。

 

グラスピングテストというテスト法があり膝の外側を押したまま膝を曲げた状態から伸ばしていくと炒めが増強するとこのテストが陽性となり腸脛靱帯炎の確定診断となります。

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