2015.11.14
フライバーグ病
第2ケーラー病とも言われ、骨端症の1つです。
思春期の女性に多く(男性の約3~4倍)、両側例も1割ほどあります。
主に第2中足骨の骨頭(足の指の付け根の部分)が無腐生壊死を起こす病気です。
正確な原因はわかっていませんが、歩行や運動など繰り返し圧迫力が加わったり、
足の大きさに合わない靴を履くことで血行不良が起こり、骨への栄養が途絶え、
壊死を起こすと言われています。
症状は歩行痛や足の指の付け根の圧痛・腫れ・発赤・関節の可動域制限などがみられます。
診断はⅩ線など画像診断です。
治療は、軽症例では骨頭部への荷重を軽減するため、足底板やパッドなどの装具をつけたり、
松葉杖を使用し、保存的に行いますが、
変形が残るような場合は手術をします。