2015.12.26
アキレス腱断裂
過去にアキレス腱炎については症例紹介で、書きましたが今回はアキレス腱断裂について説明したいと思います。
前述の通りアキレス腱は歩行に非常に重要な腱でありますが、断裂をしてしまうとスポーツ活動どころか歩行、日常生活も満足に送れないようになってしまいます。
発生の多くはスポーツ中に踏み込み動作やジャンプの着地で発生することが多く、40代以上になると発生確率がかなり上昇します。
断裂した際今『バチッ』という断裂音を聞くこともあります。この際に、後ろから何かで叩かれた、ぶっかったなどの感覚があるそうです。
なんとか歩行することは可能ですがスムーズに歩くことやつま先立ちをすることができなくなります。
断裂部分に皮膚の上から陥凹が見られ、ふくらはぎを鷲掴みにすると足首が足の裏方向に通常ならば曲がるのですが、アキレス腱断裂が起こっていると全く動かない状態なります(トンプソンテスト)。
治療は保存療法と手術療法がありますが藤田選手の場合手術療法の方が最暖月の可能性が低く早期復帰が若干ながら可能のため手術療法を選択することが多いようです。