症例

症例詳細

野球肘 肘のしなり


投球動作で球速を上げるために必要な要素として、肘のしなりがあります。

 

バッターに対し非投球側の足を踏み込み、

下半身から生まれたエネルギーを体幹の回旋によって上半身へと移行する際、

肩甲骨を内転させ(背骨側に肩甲骨を寄せる)、胸を張った状態を作ると投球側の肩が前方へと力が働きます。

 

つまり、体幹が回旋しながら前方へ移動していくことで前腕が遅れ、

ムチのようなしなりが生まれます。

 

このしなりは、肘が上がることで肩関節の可動域が拡がり、よりしなりは大きくなります。

 

フォームとしては最高ですが、しなることによって負担がかかるのは、

肘(内側には牽引力、外側には圧迫力)です。

 

成長期の子供の肘にはまだ軟骨の部分があり、弱いので痛めるケースが多いです。

 

痛めたまま放置して投げ続けると後遺障害を起こすこともあります。

 

コンディショニングをしっかりして

球数制限や肩の休息日を設けるなど野球肘の予防に努めましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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