2020.04.03
三角線維軟骨複合体損傷(TFCC損傷)
こんにちは。
今回は三角線維軟骨複合体損傷(TFCC損傷)です。
Triangular Fibrocartilage complexという正式名称になります。
関節円板の分類に入ります。
関節円板とは膠原線維(こうげんせんい)と言われるものでコラーゲンから成るものであり関節の適合性を上げる役割もあり、そして引っ張りに強い組織です。
TFCCは手首の関節の小指側に存在し、その小指側の関節の衝撃を吸収するクッションの役割になっています。
また、手首の動きを制御するスタビライザーの役割もあります。
受傷機序は外傷性によるものと変性によるものに分けられます。
外傷によるものでは転んだ際に強く手を衝いたときに手首の捻りが加わったときに多く発生します。
変性にとるものでは手首の使い過ぎや関節自体に変性があるときで少しの力でも発生することもあるようです。
もちろんスポーツで手首を酷使するものにも発生します。
痛みの出る場所も手首の小指側の部分に発生し、手をドアノブを捻るような動作を行うと「クリック音」と言って手首でコリコリするような音が出ます。
あとはカナヅチを使う動作、剣道で竹刀を振る動作で痛みが増します。
治療は固定をしなるべく痛い動作はしないこと。
電気治療も併用して行い回復を早めます。
それでも治りが悪ければ検査をし手術になることもあります。
手首周辺での痛みやお困りのことがありましたら是非、院に一度ご相談ください。
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