2020.04.06
身体の病気① パーキンソン病
こんにちは
今回はパーキンソン病の説明をしたいと思います
皆さんこの病気、一度は聞いたことがあるかと思います
元ボクシング選手のモハメドアリさんもこの病気でした
日本では約15万人の患者さんがいるといわれています
私たち人間は体を動かすとき、脳の大脳皮質というところから「動け」という命令がでます
その命令を調整している物質がドーパミンという物質です
ドーパミンは脳の「黒質」で作られます
パーキンソン病はそのドーパミンの分泌が減少し、運動の調節がうまくできなってしまう状態です
症状として特徴的なものが
・静止時振戦
何もしていない時に震える
・無動
動きが素早くできない
話し方に抑揚がなくなり、声が小さくなる
・筋固縮
関節がスムーズに動かしにくい
・姿勢反射障害
体のバランスがとりずらくなり転びやすくなる
歩いていて止まりずらい
上記4つが主な特徴的な症状です
治療としては投薬により、症状を緩和させるのが主です
最近の投薬治療はかなり有効といわれていて、軽度の症状で収まっている患者さんも増えています
パーキンソン病は運動機能障害が主ですので
これそのものが原因で命を落とすことはありませんが、重症化すると様々な症状が出てきますので
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