2015.11.28
緊張性頭痛
頭痛にはいろいろ種類があり慢性的に起こる頭痛、脳の病気に伴う頭痛など症状、危険度などが変わってきます。
慢性的な頭痛の中には片頭痛、群発性頭痛、緊張性頭痛の3種類がありますが、今回はその中の70%を占める緊張性頭痛について紹介したいと思います。
緊張性頭痛とはあまり気にならない言葉だと思いますが、肩や首の筋肉の緊張から起こる頭痛であり多くの場合同時に肩こりを併発し頭の後ろから頭頂部あたりまで痛みが走ります。
原因は首から肩、背中にかけての筋肉が緊張し筋肉内の血流が悪くなり筋肉の中に老廃物が溜まりやすくなります。
それが頭に向かう神経を圧迫し締め付けられるような痛みが発生します。
緊張性頭痛になる要因は肩の筋肉が緊張しやすい生活スタイルや身体的ストレス精神的ストレスなどの体の不調などが重なると起こりやすくなります。
例を挙げると長時間のパソコン操作、うつむきの姿勢、車の運転、長時間同じ姿勢で本を読むまたはテレビを見ることや、体の冷えによる血流の悪化などが考えられます。
これに当てはまるようであればたとえ今緊張性頭痛が起こっていなくても起こる可能性のある予備軍の可能性が高いです。
適度に体を動かしたり、入浴で血流を良くするなど生活リズムの見直しで改善できる可能性のある病気なので1度生活スタイルを見つめ直してみてはいかがでしょうか?