膝詳細

膝の疾患⑥ 膝蓋骨脱臼


 

 

こんにちは

今回は膝の疾患、膝蓋骨脱臼の説明をしていきます

 

 

 

膝蓋骨とは膝の前面にある皿状の骨の事で、「お皿の骨」なんて言ったりもします

実は膝の関節の動きの中で非常に重要な役割を担っています

 

 

膝蓋骨の脱臼とは外側脱臼といいほとんどが外側に脱臼します

ジャンプの着地の際に大腿四頭筋(ももの筋肉)が強く収縮することにより脱臼を起こす外傷性のもの

他に、先天的(生まれつき)に抜けやすい要素を持っていることが多くあります

膝蓋骨・大腿骨の形状の異常・Ⅹ脚・大腿四頭筋作用方向と膝蓋靭帯の方向変化

これは後天的ですが、内側広筋の脆弱化

などなど、いくつかの要素があります

 

 

 

脱臼した際には骨折を伴うことがあり、鑑別診断にはレントゲンが必要になります

骨折がなかった場合のみ、整復し固定をします

 

 

先天的な形態異常がある場合は、構造上膝蓋骨が抜けやすくなっていますので

膝蓋骨が安定しない、不安定症になることが多く

今後、反復性脱臼(繰り返し起こす脱臼)にならないように、ケアやトレーニングが必要になります

 

 

 

膝蓋骨脱臼を起こすと、外見上明らかに膝蓋骨が外側に変位しているのがわかります

同時に痛みも伴い、膝を曲げたり・伸ばしたり、動かすことができなくなります

膝蓋骨を無理に元の位置に戻そうとすると、骨折を起こしたり、軟部組織の損傷が悪化する場合があるので

決して自分では整復しないようにしてください

 

 

 

 

 

 

 

 

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