2017.01.21
筋肉の痙攣(けいれん)③
筋痙攣の対処法
筋肉が痙攣してしまうと強い痛みに襲われますが、痙攣の原因が何かによって対処法も変わってきます。
①痙攣している筋肉を伸ばす
痙攣している筋肉がどの筋肉かを把握することが重要になりますが、ゆっくり筋肉を伸ばしていくと痙攣が解消されることがあります。
例1・・・ふくらはぎ→アキレス腱を伸ばすように足首を足の甲側に引っ張る
例2・・・太もも前(大腿四頭筋)→足首を持って踵をお尻もにつけるように膝を曲げももの前を伸ばす
例3・・・太もも後(ハムストリングス)→片足に立ちになりもう片方の足を膝を伸ばした状態で台に乗せる。そのまま体を前に倒してももの後ろを伸ばす
②水分補給
前述したとおり汗をかくと水分とミネラルが失われ筋痙攣を引き起こす可能性がある為水分補給をすることで痙攣を抑えることができます。
体重の2%の脱水は防ぐべきであり塩分も同時に摂取することが理想的です。
③筋温を上げる
筋肉を軽くさすってマッサージや湯船に浸かって筋肉の温度を上げるとリラックスする効果があり筋肉の緊張を解く効果もあります。
日常から湯船につかる習慣や軽い運動、ストレッチを心がけておくと血流の流れが活発になり筋痙攣のリスクを減らすことができます。
筋肉の痙攣は痛みが発生する場合が多い為痙攣の心当たりがあれば一度ご相談ください。