2019.12.26
骨折の種類
こんにちは。
本日は、不全骨折の種類について
不全骨折の中にも大きく分けて6種類あります。
1:亀裂(きれつ)骨折
→氷やガラスにヒビが入るように骨にヒビが入ります。
2:若木(わかぎ)骨折または、緑樹(りょくじゅ)骨折、生木(なまぎ)骨折
→長さが長い骨に多く発生し、木の枝を折り曲げた状態に見えます。
成人より幼小児に多く見られます。
3:陥凹(かんおう)骨折
→ピンポン玉を押しつぶしたように骨が凹む状態です。
頭蓋骨に多く見られます。
4:竹節(ちくせつ)状骨折または隆起(りゅうき)骨折
→転んで手を衝いたときなど圧力が一部に集中した際に見られます。
レントゲン撮影したときに竹の繋ぎ目、いわゆる竹の節のような状態になります。
この骨折も幼小児に多く見られます。
5:骨膜下(こつまくか)骨折
→骨自体は折れていますが、骨の膜いわゆる骨膜は破れておらず、レントゲンで撮影すると骨折線が見られるものになります。
この骨折も幼小児に多く見られます。
幼小児の場合骨膜が分厚く、弾性に富んでいるためこのような状態になります。
6:骨挫傷(こつざしょう)
→レントゲンやCTでは骨折の所見は見られませんが、MRIにより骨折を確認できるものになります。
以上の6種類に分けられます。
当院は骨折の患者様がたくさん来院されています
提携病院へレントゲン撮影が可能で、迅速な処置・対応が可能な上
最近新しくエコー機器(超音波)を導入し、骨折の鑑別ができるようになりました。
ケガでお困りの際には来院・ご相談下さい。
関城接骨院
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