症例

症例詳細

捻挫


捻挫について話します。段差で足首をひねって負傷する事が皆様には多い様です。

関節には靭帯というものがあり、骨と骨が外れない様にしています。家に例えると

地震が起きて崩れない為に柱が支えていますよね。その柱にあたるのが骨です。

そして、柱と柱の間の斜めにある筋交い(すじかい)の役割が靭帯です。

人の色々な動きの衝撃吸収を関節が担う際、脱臼しないように伸びて

関節を守ります。

その靭帯が傷つくのが捻挫です。傷の程度から分類があり、Ⅰ度は靭帯が伸びる。

Ⅱ度は部分的に切れる。Ⅲ度は全て切れる。

処置法は、安静、冷却、圧迫、心臓より患部を高く挙げる。この4つが基本ですが、急性時は安静が一番大事です。これを、仕事やスポーツでしないでいると、靭帯は3重らせん構造になっていて、これが長い間伸びたり切れたままでいると、伸びたパンツのゴムと同じで二度と復元しません。

復元しないと、動揺関節と言ってグラグラになり衝撃吸収がうまくいかず、再び捻挫します。

すると更に靭帯が伸びるという悪循環に陥ります。焦らない事が肝要です。

必ず先生の指示に従ってください。

安静期間は程度により違いますが、概ね1~4週間です。

 

  • facebook
とわグループ会社はこちら
症例紹介はこちら

トップへ戻る