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捻挫 ⑤


捻挫について引き続き話します。今回は手関節捻挫です。

手関節は上肢をだらんと下に下げた時、前後に動かす屈曲、伸展

体への内外に動かす橈屈、尺屈、ねじる回内、回外の動きがあります。

この中でも今回は、スポーツや仕事でよく使う屈曲、伸展につき話します。

その運動に重要な二つの関節があります。

捻挫1

手根中央関節と橈骨手根関節です。

一般の方は手関節と言うと橈骨手根関節のみを指しますが

実は手根中央関節も橈骨手根関節同様に、屈曲、伸展、橈屈、尺屈に関与

する大事な関節です。

そして

伸展の運動軸は

捻挫2

屈曲の運動軸は

捻挫3

我々治療する側は常にこの二つの運動軸を考慮しています。

橈骨手根関節の真ん中のちょっと上、

上図の舟状骨と月状骨の間は、屈曲でも伸展でも運動軸が通っているので

この部分の靭帯を損傷した時は、きちんと治す必要があります。

次回は、テーピングを紹介致します。

 

 

 

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