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投球フォーム ゼロポジション


以前、野球肘・野球肩の原因<肘下がり>でお話した肘の正しい位置はどこでしょうか?

 

肩甲骨には背中側に肩甲棘という出っ張りがあります。

腕を外転(横に上げる)していくと、その肩甲棘と上腕骨のラインが一致した位置をゼロポジションと言います。

通常立った状態でおよそ150度位と言われています。

 

実際に投球の際は、少し非投球側に体幹が倒れる為もう少し上がります。

 

そこで、目安になるのは 「 非投球肩 - 投球肩 - 投球肘 」 のラインです。

 

後期コッキング期の最大外旋時、このラインが肘の位置の判断に適していると言えます。

 

この位置より低過ぎると ・ ・ ・

肩関節の可動域は狭くなり、肩関節は安定せず、

肘や肩への負担が増え、野球肘・野球肩の原因になります。

 

この位置より高過ぎると ・ ・ ・

腰の回転と腕の振りが合わずにうまく下半身、体幹の力を利用できません。

手投げとなるでしょう。

おそらく、こういう人は体が前に突っ込んでいたり、体の開きが早いと思います。

やはりいい球は投げれませんし、ケガのもとです。

 

ゼロポジション、わかりましたか? 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

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