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膝の疾患③ 分裂膝蓋骨


こんにちは

 

今回は膝の疾患、分裂膝蓋骨を紹介したいと思います

 

 

分裂膝蓋骨とは、通常一つの骨である膝蓋骨(膝のお皿)が二つ以上に分裂している状態のこと差し、特に痛みを伴うものを有痛性分裂膝蓋骨と呼びます。

 

 

分裂のタイプは数種類かありますが、膝蓋骨の外側上方型がほとんどの割合を占めます

生まれつきみられる先天性のものがほとんどで、その中の約4割は両側性といって、両方の足にみられます

痛みを伴う状態は、骨や筋肉の成長が著しく膝が不安定な、かつ運動量の増加がみられる成長期(12〜17歳位)の男子に多い傾向があります

 

 

 

 

先天性異常、成長段階における癒合不全、外傷性癒合不全など様々な説はありますが、はっきりとした原因はわかっていません。

有痛性の場合は、ダッシュやジャンプといった激しい運動による過剰負荷や転倒などの外傷により発症することが多いです。

膝の曲げ伸ばしなどの際にも痛みを伴う場合があります

 

 

 

治療としては安静にしつつ炎症を抑え、膝への負担を軽減するための保存的療法が主となります。

症状によっては運動を中止しますが、それでも症状が改善されなかったり、何度も再発を繰り返す時は稀ではありますが手術(一部摘出、縫合など)を行うこともあります。

 

 

 

当院での処置としては分裂膝蓋骨が疑われた場合は、提携病院へレントゲン検査を依頼し

上記の有無を確認します

確定診断後、炎症が起こっているわけですから基本的には安静が一番大事です

程度によりますが、必要と判断すれば固定装具を作成し、患部にストレスを与えないような状態にします

プラスで電気療法や大腿四頭筋へのアプローチなどで早期の運動復帰・痛みの軽減を目指します

 

 

 

 

膝の痛み度お困りの際は是非ご相談ください。

 

 

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