2020.03.02
セーバー病(Sever病)
こんにちは。
今日はセーバー病です。
中々聞くことがないと思います。
踵(かかと)に起こる疾患で踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)と言います。
スポーツをたくさんやる男児に多くみられ、女児より男児に好発します。
原因として、スポーツなどで繰り返し圧力が踵骨かかることにより発生。
過激なスポーツなども原因の一つです。
子どもの骨には骨端軟骨(こったんなんこつ)といわれる軟骨が存在しています。
上記の骨端軟骨が身長が伸びるのに関与しています。
骨端軟骨は通常の骨に比べ軟骨といわれてるだけあり、決して強い組織ではありません。
ハードな運動(特にジャンプ、ダッシュからの切り替えし、長距離を走るなど)は、ふくらはぎの筋肉を主に使います。
ふくらはぎの筋肉はアキレス腱となり踵にくっつきます。
しかし、ハードな運動を続けると筋肉の伸び縮みがうまくできなくなり、踵の骨端軟骨部が筋肉に引っ張られ炎症が起き最悪の場合そのまま引きはがされて裂離骨折(れつりこっせつ)になります。
症状がひどいと踵をつけて普通に歩くことができなくなりつま先歩きになったり、朝起きてすぐが痛いなどが特徴です。
治療では、初期であればアイシングを行ないます。
症状が落ち着いてきたら電気療法、柔軟性を上げるためにストレッチなども治療にプラスしていきます。
プラスアルファでテーピングや踵部分にパッドなどをあててテーピングをし、踵にかかる衝撃、負担を軽減させます。
あとは、ご自宅で行えるストレッチなどを指導しますのでセルフケアも同時進行で行うとより治りが早くなります。
踵などの痛みでお困りの際は、是非ご相談ください。
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