2020.03.12
上腕二頭筋長頭腱炎
こんにちは。
今日は上腕二頭筋長頭腱炎です。
上腕二頭筋は聞いたことあると思いますが、今回は上腕二頭筋「長頭腱」になります。
上腕二頭筋とは力こぶを作る筋肉になります。
この上腕二頭筋は、2つの筋肉からなり、長頭(長い筋肉)と短頭(短い筋肉)から構成されます。
長頭は上腕骨(腕の骨)に沿って肩関節内に入り肩甲骨にくっつきます。
その関節内に入る前に結節間溝(けっせつかんこう)という溝を通ります。
上腕二頭筋の作用としては、主に肘を曲げる、腕を挙げる動作になります。
症状としては、物などを持ち上げるときに肩の痛みが生じます。
ちょうどその部分に先ほど記載した結節間溝があり、日常から使い過ぎなどで筋肉の柔軟性が低下している状態で使うとその結節間溝で擦れてしまい炎症が起きます。
スポーツでの使い過ぎ、重労働で腕を駆使する人に多くみられます。
稀に生まれつき肩関節が不安定な人にも発生します。
初期は冷却、安静にし、症状が落ち着いてきたらストレッチ、運動療法にシフトし徐々に筋力トレーニングも行います。
普段からストレッチなどを心がけるのが大事ですね。
このまま放置しておくと痛みが引かず、最悪の場合上腕二頭筋が断裂してしまいます。
断裂した場合手術になります。
断裂のお話はまたさせていただきます。
痛みのことでなにかお困りのことがありましたら是非当院にご相談ください。
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