2020.04.12
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
こんにちは。
今回はテニス肘です。
正式名称は、上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)、バックハンドテニス肘とも言います。
よく耳にする機会があると思いますが名前の通りテニスにより起こることが多い障害です。
しかし日常生活動作でも起こるものでもあるのです。
テニスではバックハンドを行う際に上腕骨外側上顆から始まる筋肉に負担がかかり炎症が起きるものです。
特にテニスを始めたばかりの方や一日で長時間テニスをやりこんだ際にみられます。
発生頻度は高めになります。
日常生活で起こるパターンとしては手のひらを下に向けた状態で腕を伸ばして物を取るなどで外側上顆から始まる筋肉に負担がかかり炎症が起きます。
またデスクワークの方にも起こりえます。
マウスを使う手の微妙な角度、キーボードを打つときの手首の角度でその肢位でキープするときに筋肉に負担がかかり炎症が起こります。
どの原因に関係しても手首を上にあげる筋肉がメインです。
その筋肉は長橈側手根伸筋及び、短橈側手根伸筋、総指伸筋の3つになります。
名前に「伸」という漢字がついてる通り手首などを伸ばす筋肉になります。
上記の筋肉は上腕骨外側上顆から始まる筋肉であります。
症状は、雑巾を絞る動作、荷物を持ち上げる動作、料理でのフライパンを持つなど主に手首を上にあげる動作などで痛みが出ます。
治療は初期であれば患部を冷やし、状態が悪ければ包帯や固定具を使い患部の安静をはかります。
落ち着いてきたら電気治療にシフトし手技やストレッチを加えて筋肉が固くなったのを緩め柔軟性を上げていきます。
長引くと治癒までに時間がかなりかかるものなので痛みを感じたら当院へお越しください。
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