症例

症例詳細

ギヨン(ギオン)管症候群②


チネル兆候

ギヨン管が通っている豆状骨の上をトントンと叩くと4,5指の指先にある痺れ、違和感が増強する症状があります。

これをチネル兆候と呼び、ギヨン管症候群の診断の指標の一つとなります。

 

フローマン兆候(テスト)

両手の親指と人差し指で紙を挟み同じ力で紙を引っ張りあうと片方の指に力が入らず紙がスポッと抜けてしまう症状があります。

尺骨神経が圧迫されていると指の対立運動がし辛くなる為このような症状が起きてしまいます。

フローマン兆候(テスト)呼ばれ尺骨神経麻痺の確定診断で使用されます。

 

原因

手を使う職業の方に多く、パソコン動作やバイク、自転車、車のハンドルを長時間握る、などが発生原因にあげられます。

同じパソコン作業でもパソコンを打つ姿勢によっても発生率が大きく異なり、タイピング中に手の位置がギヨン管を圧迫していた場合神経の圧迫が強まり症状が現れてしまいます。

 

他にもガングリオン(脂肪の塊)がギヨン管内にできて神経を圧迫するケースや、過去に骨折をして骨が変形してしまい神経を圧迫してしまうケースもあります。

 

同じ尺骨神経の圧迫でも肘部管症候群とは治療箇所が違い、しっかりとした診断、治療が必要になります。

手の痺れや違和感の時は是非一度ご相談ください。

 

 

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