症例

症例詳細

投球フォーム 並進運動


以前に投球動作は、並進運動+回転運動 という話をしましたが、

小・中学生の投球フォームで一番目に付くのは、並進運動(骨盤の重心移動)が下手で、

体が前に突っ込んでる子や体の開きが早い子が多いということです。

 

 

上手に並進運動をするためには、

  

  ステップする足を高く上げることにより、位置エネルギーを高める(並進運動の準備動作)

 

  軸足の膝を強く曲げない(軽度ならOK)

  骨盤が後傾しやすくなり、回転運動前に軸足の膝がキャッチャーに向き腰の開きが早くなる

 

  骨盤は後傾せず前傾し、股関節の後方の筋群をしっかり使う

  後傾すると並進運動もスムーズに行われないし、投球肩も挙げづらくなる

 

  ステップした足が接地して、投球側の股関節を軸とした体幹の回転運動が始まるまで、

  骨盤は横を向いている

 

  ステップした足が接地した際、ステップ足の膝やつま先はキャッチャー方向に向き、

  足、膝、肘、肩は一直線になる

  

  非投球側の肩は内旋し、開かないようにする

 

  重心移動はいわゆるヒップファーストで、頭や足が先行しないようにする

  骨盤を投球側に水平移動し、移動が終わったところで踏み込んだ足が接地する

 

など、注意してください。

 

並進運動が上手に出来るようになると、球速はもちろん上がりますし、

手投げなどによる肩、肘への負担が減り、障害の予防になります。

 

少年野球のみなさん、正しいフォームを心掛けてください。

 

 

 

 

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